2010-06-20

フレアータンクトップ

 

パターン/F.S. MIKI フレアータンクトップB SHI-020B
     (薄地用のタイプです。着丈を5 cm長くしています)
生地/おそらく2年くらい前に購入したリバティ 

リバティで洋服を作りたい・・・という欲求に逆らえず、作りました。
試行錯誤のほどを、写真多めでお送りします(笑)!




ことの発端はC&Sの新着生地。
「あ〜、リバティの生地で洋服作りたいなぁ!!!」という、
訳の分からない欲求だけがモクモク。
でも、ここで何か新しい生地を買っても
届く頃はあまり洋裁ができなくてまた来年に
(来年くらいだったらまだマシ・笑)持ち越すのでは・・・?と自問自答。

で、手持ちのリバティを見る。
パターンのサイトをいろいろ物色する。
C&Sを見る………
(結局、リバティはあきらめて黒い生地を大量買い←何かしら買ってはいる・汗)
などを繰り返して、ハッと気づいたら出来上がっていたのがこちらです。

リバティ・・・かわいいけど、洋服にするのが難しいなぁ、
というのは、いつも思うこと。
こういう柄物を着るのが苦手というのもあって。
この生地も、かなり悩んで、しかも日本製の生地がもう売り切れていて、
わざわざ高い輸入生地を買ったのです(その頃は、月居良子さんの洋裁本を見たりして、リバティに憧れたりしていました) 。



でも、どうにもどういう服にすればいいのかわからなくて 、そのまま。
で、今回、白羽の矢が立ったというところでしょうか・・・。


この生地、輸入物なので130cm幅くらい、そして1.5m購入してありました。

型紙をダウンロードして、貼って、切って、並べてみる。
(型紙の端っこがどうしても切れてプリントされてしまい、カンでつなぎ合わせる・笑)

・・・・足りない・・・・。

そう、絶妙に入らない。バイアスで裁断する部分が多いのも手伝って、
入りそうで入らないのです。
そこで、もともと、この生地と組み合わせようと思って購入してあった、
リバティの紺無地生地の登場。
柄生地で取れるパーツだけ取って、あとは紺の無地で切り替えることにしました。

が。

この切り替えが・・・微妙〜〜!!!!



前身頃の下部分(裾にくるヒラヒラ)と、前後の衿ぐりを紺色にしたのですが、着た瞬間「うわっ!」と叫んでしまうくらいダサい・汗。
本当にもうダサいという表現がドンピシャです。
後ろはかわいかったので、このシャープな切り替えラインを強調しすぎるのが、柄の雰囲気と合ってなくてナシなのかも。






そこで、客観的に判断するため、デジカメ登場。



案1
ギャザーをよせた生地を縫いつける。

これは一番初めに思いつきました。
うーん、こんなことして、着るかな?




案2
フリンジ

フリンジがもっとリリアンみたいに繊細だったらよいかもね。





案3
レース

あ、こんなの編み途中だった!と見つけた一品。
つけ衿になるはずが、4モチーフで終わっている・笑!!
うーん、レースはないかしら・・・。





で、出来上がりの写真を見ていただければ分かるように、案1を採用しました。



さらに、前身頃の下部分(ヒラヒラ)も、取れる分だけ取って柄生地に変更。
←無理矢理つぎはぎした内側の様子はこちら。








でもなぁ〜、これ、着るかなぁ〜〜。




海に行くときとか? リゾートとか? 海外とか?
(・・・全て予定なし・涙)


この後も、余った生地で袖的なものをつけてみようかと試行錯誤しましたが
ガンダムみたいになってきたのでやめました。

で、落胆しているところに、
洗濯カゴに入っているグレーのミニ丈半袖パーカを発見
(4年くらい前に買った上に、去年は衣替えで出すのさえ忘れていた一品)。
羽織ってみたところ・・・あら・・・案外、イケる・・・?

このパーカを着るとすごく暑いのですが・・・
リバティが生き返るなら、着るしかないですね!!