2010-03-14

リバティ ボストン ショルダー&お財布&ポーチ

5月末にとあるツアー旅行参加をもくろんでいます。
そこで、パッと見小さいけど意外に大容量で、斜めがけにもできるショルダーバッグが欲しい・・・と思い始め・・・。

仕事の合間に考えるのはその旅行のことばかり・・・・。
(気が早いのは重々承知・笑)

というわけで、
いろいろ型紙を探してみたけど、なかなか思うような形がなく、じゃぁ仕方ない、と久しぶりに型紙から作りました。



生地は去年作ったワンピの残りの、リバティFergus。ちょうどバッグが作れるくらい残ってる! というわけで。

リバティ生地にはシールタイプの接着芯を貼り、補強と汚れ防止を兼ねてデコパージュ用のケマージュという木工用ボンドのようだけとちょっと違う液体を塗りました。
以前作ったペン ケースでやってみたのですが、そのペンケースがまだまだ汚れずに使えているので、意外にいいかも? なんて思って。








大きさはA4がギリギリ入るくらい。
ペットボトルがタテに入る高さは確保。
後ろは地図やガイドブックをガスッと入れられるよう大きめポケットに。
せっかくのリバティが隠れちゃってますね。












わかりにくいのですが、前面は4隅にダーツを入れて、少しポコッとするようにしました。
ファスナーポケットの容量を増やす目的も兼ねています。
bagスクールに通っていた頃にダーツを入れたポーチの型紙作りを教わってはいたのですが、まったく思い出せず(汗)、無理矢理合わせたような感じなのですが、なんとかなったかな・・・・?






















今回の最大のこだわりはファスナーです! 

ririのファスナーを買っちゃいました。
た、高かった・・・・!!
1mくらいの長さを買って、口の部分とポケットの部分の長さに加工してもらいました。
YKKの10倍くらいのお値段でしたが、今回のデザインではファスナーがかなり目立つし、ririのファスナーを使いたいと思っても、なかなかそんなタイミングもないので、今回がチャンスかな、と。
ririはスイスのブランドらしいのですが、中目黒に購入できるお店があります。

それから、自分用のスタンプも作ってみました!
以前から「オリジナルタグ、作りたい・・・」と思っていたのですが
こちらのお店のタグスタンプが¥1500だったので「安い!!」と思って、頼んでしまった!
しかも、3回もデザイン変更に応じて下さいました。良心的だわ〜。


余った生地(加工済み)でお財布も。
こちらは、生地を貼っただけです。

ショルダーのストラップを買ったお店で、生地だけはめ込むタイプのお財布を発見。

旅行専用のお財布も探していたので、これはいい、と思ってしまいました。







ついでに、余った分を加工してもらったファスナーを使って、ポーチも。
これはかなり適当に、えいやっと型紙を作ってダダーッと縫いました。
20cmくらいしかないのにオープンファスナー!
というワケで、それを生かしつつ・・・
(生かしきれているかはナゾ)







サイドはバッグの余り革で。
生地も昔作ったバッグの残り。
余りもの寄せ集めのポーチですが、マチがあるので意外にモノが入って使いやすそうです。










バッグやポーチは形や組み合わせを考えるの楽しいです。
縫うときは、厚みとミシンの格闘って感じになっちゃうけど・笑。
しかも、洋服と比べると縫う部分が少ないので、いざ縫い始めるとあっと言う間に出来上がってビックリします。
が、やっぱり縫い目がガタガタ・・・。
こういう小物こそ、キレイな縫い目で縫えるように精進しないとなぁ、と思います。


一言メッセージに革をミシンで縫うことに関して質問をいただいたので追記します。
ミシンはジャノメHS-70、職業用ミシンです。
学校ではJUKIの職業用ミシンである程度の厚みのものが縫えました。
文化とか服飾専門学校出身の方もJUKIの職業用ミシンを持っている場合が多いようです。
以前はブラザーの職業用ミシンを使っていたのですが、コレは厚モノにめっぽう弱く・・・友達に譲りました。
針は18番、糸はシャッペスパンの30番。
ミシンの押さえをテフロン押さえに替えると少し縫いやすいです。
革は、自分で削るタイプの革スキで、縫い代部分だけ地道に削って少し薄くしました。
革が厚いと本当にミシンで縫うのは無理で・・・
私も毎回おそるおそるチャレンジしている感じです。