2009-04-06

MPL NO.B0602 シャーリングジャケット(廃盤)


パターン/MPL NO.B0602 シャーリングジャケット(廃盤)

生地/丸十 clothes material ストレッチ無地No.1 ネイビー


ワークパンツを作ろうと思って購入した生地。
パンツにはちょっと薄いかな〜と思い、でも、このままお蔵入りさせてしまうのはもったいない・・・と思いまして、廃盤になるということで、作る予定も根気も意気込みもないけど前々から気になっていて買ってしまった型紙である「シャーリングジャケット」を作ってみました。


パンツ用に生地を2mしか購入していなくて、本当にもうパズルのようにパターンを配置して裁断しました。こんなにパーツが多いのって久しぶり・・・と思いつつ、芯貼りまで一気にいきました。途中でやめたら一生やらないかも・・・・という予感満載。

縫ってはアイロン、休憩、見ないふり、縫ってはアイロン、放置、縫ってはアイロン、他の小物を作る・・・など、けっこう息抜きしながら作りました。
とにかく縫う→アイロンの作業が多かったです。

袖は、もしかするとすぐにまくってしまうかも、と思って、きちんと開きを作るか迷ったのですが、せっかくパズル配置で袖口の見返しも取れたことだし・・・と思って挑戦してみました。
こういう開きは初めてでしたが、思ったより簡単でよかった。
もちろん、MPLの仕様書がなければできませんが・・・・。



本当に、先のことを考えると遠い目・・・みたいな気分になってしまうので、仕様書に沿って1つずつクリアしていくような感じで作りました。

で、最終段階として、ボタンホールを開けようとしたところ・・・

ぬ、縫えない!!

うちは職業用ミシンなのでボタンホーラーを装着してやるのですが、針を18番まで太くしてみても縫えない!(いやー、太くしすぎでしょ)

もしかすると、逆で9番の針にすべきなのか?と思いましたが、薄地用の9番の針は持っていなかった・・・そうか、薄地を縫ったのはジャノメちゃんじゃなくて先代のブラザーちゃんだったのか・・・(ブラザーのは家庭用ミシンの針が使えたのです)

何度挑戦しても
下糸をまったく拾ってくれなくて、ザクザクと穴が開くばかり。
壊れた?と思って他の生地で試してみると、ちゃんとボタンホールが縫える・・・
どうやら、ボタンホーラーはストレッチ生地に弱いのだろうか・・・?
薄地も上手くいかないけど、薄地の場合はティッシュやトレペを下に敷けばOKということが最近発覚。
でも、ストレッチ生地はどうも調子が悪い・・・どうしてだかはわからない。

というわけで、ネットで手縫いのボタンホールの開け方を検索して
セコセコ手縫いでボタンホール開けました。
すごく肩がこった!!!!

袖口に4つもあるボタンホールが憎い・・・と思いつつも
かなり集中することができてやっているうちに無の境地に・・・

このパターンはなぜか肩幅が記載されていて、いつもなら5号か6号か、で迷うところなのですが、7号を注文してみました。すると、肩幅バッチリ。ストレッチ生地なので動きやすさもなかなかだし、いい感じに仕上がりました。

予想外にジャケット作ってしまったなぁ、と思いつつ
ちょっときちんとした格好をしなければならないとき
(仕事・・・とか・・・? 偉い人に会うとき・・・とか? そんな時あるかな)
に着られるものができたかも。

あ、でも、右側の衿をちょっと失敗しちゃって、出来上がってみたらヘンなシワがよってしまいました。
やっぱり衿って難しい。
着たときに目立つところだけに、もっとキレイに縫えるようになりたいものです。