2011-02-13

キルトコート

お久しぶりになってしまいました。


おそらく、年末くらいに「寒い・・・」と思って、年始をまたぎつつ型紙と生地を準備して、ちょいちょい進めていたものが出来上がりました。


パターン/クルール  キルトカジュアルコート
生地/ツイードキルト(楽天のお店で通販)










寒いけど、チュニックやワンピ的なものの上に着られるコートがあんまりないな・・・・と。
いや、あるにはあるんです。
10年くらい前に、「こんなに高い服を買うのは初めて」と思いつつ、渋谷西武のヘルムートラングで買った中綿入りのモッズコートみたいのと、おととし買ったGASAのワンピースコートみたいのが。

しかし、モッズコートのほうはさすがにボロくなってきていて、本当に寒い日の秘密兵器的な。
(自家製古着みたいになってきているのです)
GASAの方は、裏地なしのウール生地で、あんまり暖かくない。
(風が強い日はスースーしちゃって役に立たない系)

というわけで
なんか欲しいな、と。
本当はラベンハムのコートかジャケットが欲しいだけなのかも知れないのですが
あれで4万、5万、ツイードだともっと高くて・・・と思うと
「うーむ」となってしまい、
なんか作りたい欲もムクムクして
「またキルティング?」と自問自答しつつ、作っちゃいました。


後ろ姿はこんな感じ。
フードの形がけっこうかわいいです。

ガガーッと縫ったら、裾などはまつり縫いが多いので、あれ?あとはほとんど手縫いか~って感じで。

裁断して、ほつれないように周り全部にロックをかけたときのほうが大変だったかもです。

ポケットのフラップも作ったのですが
身頃に縫いつけるとどうしてもピョンと跳ね上がってしまって・・・
難しいのでとっちゃいました。








キルトコートを作るにあたり

迷ったのはパターン選びでした。
すでに持っているのは
アトリエルーのフードつきキルトコート
と廃盤になっているMパターンのキルトジャケット。

気になっているパターンは
リックラックのリセエンヌコート

キルトコート

ポケットの形とか、少しずついろいろ違うのよね~と悩みつつ
結局、クルールのが一番新しく発売された型紙で興味があったのと
まわりの始末がパイピングじゃないのがいいかも、と思って決めました。

リックラックさんの型紙もいつかチャレンジしたい気もするのですが
なかなかね~。
そんなに買ってどうするっていう・笑。


というわけで、ここから、私的キルト系アイテム比較開始!
サイズはすべて9号くらいを買ってます。


アトリエ ルーさんの型紙で作ったのはこちら。


これはこのブログを始める前に作ったので・・・
いつのことだろう・・・。


生地はリックラックですね~。
これは、できあがってみたらかわいくて気に入ったのですが
派手すぎてあんまり出番はありません。
ナイロン製(多分)のためか
風を通さずかなり暖かい。

ロックミシンで仕上げる縫い方なので縫い代は7㎜。
衿からつづくフードがデザインポイントかしら。

細身だけど腕回りなどは動かしやすく、
カジュアルだけどカジュアルすぎないフィット感で
でも中にけっこう着ても大丈夫、という印象です。






これはごく最近、アトリエルーさんの型紙をいじったもの。
生地の厚み+裏地の選択ミスにより
ちょっときつい感じ。
なんせ縫い代7㎜なのに何枚も重ねちゃってるんで
ワンサイズくらい小さくなってるんじゃないかっていう。



でも、ロング丈にしてもバランスはよいと思います。


私には
お尻が少しきついです。








こちらMPL。
もう廃盤なのであんまり参考にならないとは思うのですが一応。

こちらは丈も短く「ジャケット」って感じです。
身幅のゆとりがけっこうあるのか
私は背中がモコッと余る感じ。


しかし、私、この色と柄がどうも似合わないのですよね。

あ、形の話じゃなくなっちゃった・笑。

ドットボタンみたいのを失敗しそうになるので
最後の最後に勝負、って感じです。







さて、こちらが今回のクルール。
(写真が今までの寄せ集めで申し訳ないです)

パイピング始末じゃないので
けっこう作るのは楽でした。
私はパイピングの方が気を遣うかな。


サイズは細身の9号って感じだと思います。
腕まわりがややきつめかも。
あと、私はお尻がぎりぎりです。

つーか、私が9号ぎりなだけ?
わーん。

ポケットのまわりをぐるりと縫うのもちょっと面倒でした。
MPLは脇の縫い代に挟んだりするので
もっと楽につけられます。


というわけで
裏地をつけなくてもいいからと
キルト系ばかり作ってしまいました。

とりあえずこれでザ・冬物は終了かしら?

そろそろ春物を作りたいなぁなんて、
妄想だけはふくらんでおります!