2008-10-31

bag Schoolデザインフェスタ用ミニボストン&職業用ミシンについて


















このbag・・・

まじで大変だった・・・大変過ぎた・・・
なんで3つも作ろうと思ってしまったんだろう。



そう、それは、おあと屋のこの生地たちがあまりにもかわいくて
「こりゃー3つ並んでいたらいいかも」なんて思いついてしまったから・・・

1カ月後にそんな自分を激しく恨むことになろうとは。

ツィード生地には接着芯を貼り、裁断。裁断だけでも1日かかる。
革の持ち手の裏側をキレイにしたり、手縫いで仕上げたりしたかったので
材料もけっこう買ったな。
あとは、編集部の人にタイのおみやげでもらった携帯ストラップがかわいくて
マネして作りたくなってオカダヤで毛糸を買ったり
&stripeでチェーンを買ったり・・・
(完全にタイで作られた完成品の方が安いのでは疑惑アリ)

パイピングも思いつきでフェルトにしたもんだから
すごい厚み。

そんなワケで、3年前に買って大活躍していた
ブラザーの職業用ミシン「ヌーベル450」に限界を感じる・・・・

前々から、うっすら
「コイツ、厚地全然縫えなくね?」
とは気づいていた・・・
しかし、そこは職業用ミシン。一般の家庭用ミシンより馬力があるはず!
と自分に言い聞かせてきたし

基本的にbagは学校で縫っていたし・・・
ちなみに、bag schoolのミシンはジューキ。

文化出身の方々もほとんどジューキを買っているみたい。
あたし、なんでジューキのシュプールにしないで
ブラザーのヌーベルにしたんだっけ?
あ、そうそう、家庭用ミシンの針が使えるのが便利だなーとか
初心者にもやさしいそうとか、そんなイメージで購入したような。

しかも買った3年前は、bagなんて縫うとは思ってなかったし
家にあったミシンではニットと薄地が縫えない、ってことの方が重要ポイントだったのよね。

と、いうわけで、ミシン・・・
このままでは、bagは絶対に縫えない・・・

というわけで、はるばる北千住のミシン屋さんまで
試し縫いしに行ってきました!

もうすごいどしゃぶりの雨の中。
駅に着いたら、ミシン屋さんのお母さんが車で迎えに来てくれました。

そのミシン屋さんは工業用ミシンが専門らしく
お店には工業用ミシンの上部分だけが所狭しと積み上げられ・・・
まるで何かの工場のようだ・・・・武器って感じ?

そこで試したのが
ジャノメのHS-80

うんうん、ストレスなく縫える!!!

と、いうわけで、購入を即決。
自動糸切りがない分、ちょっとだけお買い得なHS-70を買うことにしました。

そして、そのミシンが本日到着。

で、またbagの話に戻りますと、
ホント、縫い代の厚みが殺人的で、ヌーベルちゃんはファスナー付けもできず。

日曜日に学校に行って、まぁ2コマ使えば終わるだろうと思ったら終わらず!
シュプールちゃんでも悪戦苦闘。

さらに水曜日、早々に仕事を切り上げて家に帰り、夜の部の学校へ。

しかしここでも終わらず! 失敗につぐ失敗!

前の前の段階くらいでやや失敗していけど「まぁ大丈夫」と進めたところが
後になって響いてくるのね・・・ぐすん。

〆切は今週の日曜日ってことで、日曜日にまた行こうと思ったけど
また友達の結婚パーティがあって行けないではないか!!!!

と、そこに本日、ジャノメHS-70ちゃんが到着〜〜〜〜!!!!

糸調子とかが難しい上に、ほんと極厚のため、縫うのに丸1日かかってしまったけど
やっとやっと完成しました〜〜〜!

日曜日は提出だけしに行こう♪
先生にダメ出しされたら自分で使っちゃうもんね〜。

デザインフェスタで、数ある作品の中からこのコ達を選んでくれる人なんているのかな?
と疑問を抱きつつ。

でも、初めて、自分用でもプレゼント用でもないbagを作るのは
かなり充実しておりました。

あと、やはり〆切がないとがんばれないのは
普段の仕事の影響でしょうか・・・・・